抗がん剤で脱毛が激しかった時、便利だったもの
「抗がん剤の副作用で、歩く時の振動だけでもばさばさ髪が抜ける」。化学療法開始時に、主治医からそう言われました。
いやぁ、マジでした。バッサバッサ抜けます。容赦なく抜けます。
ベッドから起き上がって枕を見たら毛むくじゃら。
ちょっと頭を掻いたらごっそり。
髪を梳かしたら……もう……(;・∀・)
主治医や看護師の方々から、
「抜け始める前に髪を短く切っておくと、抜け落ちた髪の量が少なく見えるので、本人の精神衛生上良い。病院のスタッフが看護する際にも楽。
ただし坊主は勧めない。抜けた髪がチクチクする」
と教えていただいていたので、胸下まであった髪をショートにしました。
で、そんな時期に重宝したもの。
ずばり、カーペットクリーナー(所謂コロコロ)と、頭をすっぽり覆う帽子です。
入院中でも自宅でも、散らばった髪をササッと掃除できて非常に便利でした。
床やベッドは勿論、服に付いた分も簡単に取れます。
ガンガン使い倒すので、質よりは価格を優先して100円ショップ等で購入しても良いと思いますね。というか私は100円ショップで済ませました(・ิω・ิ)
で、帽子。
これは地肌ばかりになった頭を隠すという目的だけでなく、散らばる髪の量を抑えたり、剥き出しになった地肌を保護したりする為にも必須です。
市販のケア帽子が一番だろうとは思いますが、簡単に自作も可能です。
検索して出てきたやり方で作ろうとして失敗したので、頭に布を合わせて大体の大きさを測る→布を二枚山型に切る→中表にしてアーチの部分を縫い合わせ、ひっくり返して完成。という大雑把な作り方で自作しました。
↓その内の一枚です。
取り敢えず頭が入れば、多少長すぎても折り返せば良いので、超適当です。
入院必須の化学療法に加えて普段の家事、私が家を空けている間父と猫だけでも生活できるよう工夫……と、やる事が色々有りましたし。少しでも楽な方を選びました(´ω`;)
では、簡単にまとめを。
抗がん剤の副作用で激しい脱毛が起こった時、私が重宝したのは
・カーペットクリーナー(安物でOK)
・頭をすっぽり覆う帽子(市販のケア帽子が楽ですが、安く抑えたいなら自作もあり)
です。
どなたかのお役に立てれば幸いですm(_ _)m